SOTは骨格構造の基礎である仙腸関節を主に治療します。
仙腸関節は骨盤を構成する3つの骨(仙骨、両側の腸骨)によって形成されている関節で、体の安定を保っています。上半身にかかる体重は背骨を伝わり、真ん中のくさび型の骨-仙骨-によって左右の腸骨を介し足へと伝わります。
この仙腸関節が不安定になるということは、例えるならば土台が不安定な家のようなものです。
柱は傾き、扉は建付けが悪くなり、やがては壁や天井まで影響が出てくるでしょう。
体も同じで、柱である背骨は傾き、建付けが悪くなるように関節の動きが悪くなり、筋肉じん帯はその状態で何とかバランスをとろうとし、過緊張や過負荷が起こってきます。最初のうちは痛みなどの症状は起きませんが、そのアンバランスが体の限界を上回ったとき、初めて症状(痛み)として現れます。
例えば、ぎっくり腰、骨盤痛、背中・肩甲骨の痛み、肩関節の痛み、肩こり、顎の問題、かかとの痛み、膝、お尻から両ももの張り、ソケイ部の痛みなどなど
この治療は三角ブロックにより患者さまの体重で自然に仙腸関節を矯正し、安定させますので、無理な力は必要ありません。
小さいお子様からお年寄り、妊娠しておられる方にも安心して治療を受けていただけます。